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店舗の新着情報と、何かこう…店長日記的な!?ものです。

【ひとりごと】発売は来年のクリスマス?

あと1週間ほどでクリスマス。
毎年この時期になると、何がしかクリスマスにちなんだテーマ(『思い出のクリスマスソング』であるとか)に沿って女性会員さんにアンケートを実施し、記事にまとめていたのですが。

今年はプロデュース店のオープン等もあってバタバタしておりまして…(´Д`)
時間をかけた大掛かりな記事を作る余裕がありません。
そこで
「何とか取材ナシで書けるようなクリスマスの話題はないものか」
と夜中にインターネットでネタを探していたところ、ふと目にとまったのが
Gateboxという商品プロモーション動画です▼

商品に関する詳細は、下記『メーカー特設サイト』にてご確認頂くとして…▼


「キャラクターと一緒に暮らす」
をコンセプトに開発されたこの商品。

  • 筺体の中に映し出される3Dキャラクターを相手に、おしゃべりやメールのやり取りを楽しむ
  • 家電製品とリンクさせて、キャラクターに電源を自動操作してもらう

といったことが可能なのだそう。
まあ……いわゆる『ヴァーチャル嫁』というやつですか(笑)。
初回の生産ロットは300。
2017年の12月に発送開始ですので、来年のクリスマス商戦狙いでしょうか。
お値段は29万8000円となっております。

さて。
こうした仮想世界に思い入れる行為、オタク趣味・志向に対しては
「キモい」
と批判的な声も多く、私も「賛否両論あるだろうな」と思うのですけれども。
その是非とは別に、プロモーション動画には、とても大きな衝撃を受けました!

とりたてて斬新でもない、ありふれた設定とストーリー。
しかし、忘れかけていた『何か』を、思い出させてくれたような気がします。

と言いますのも。

「恋愛したがらない」
「結婚したがらない」
という「若者の草食化」は、「保育園が足らない」ことなんかより、もっと遙かに大きな少子化対策上の問題だと思うのですが。それに対する有効な解決方法が、政治家であれ、社会学者であれ、誰かから提示されたという記憶はありません。
例えば下のコラムのように▼

「恋愛したがらない」
「結婚したがらない」
その『理由』を逐一細かく分析して、

傷つくことを怖れないで、好きになった人へ素直におつき合いを申し込んでみましょう。
スマホやゲームといった二次元の世界ではけっして得ることのできない充実した幸せがきっと待っています。

などと蒙昧な提言を行っても、失礼ながら若者のハートには響かないですよね^_^;)

これに対し、冒頭のPVは全く別のアプローチと言うか…。
・人が『人恋しくなる』タイミング
・『いいよね、誰かと一緒に暮らすって』と思う瞬間
をダイレクトに提示。
結果的に動画を見たほとんどの男性が、理屈抜きで
「こんな嫁さん欲しいよなあ」
とか
「こんな子とだったら恋愛したり、結婚したいな…」
と思ったのではないかと。

このことから実感するのは、

本当に大切なことは、「なぜ?」を問うのではなく「どうすれば(あるいは、どうなれば)」を考えることである

ということです。
理由や原因、要因の調査・分析はひとまずおいて、

結論えてみる。

若者に恋愛して欲しいのであれば、
恋愛しない「理由」をあれこれ考えるより、まず

恋愛や結婚による「幸福な結末」とは、どんなものなのか?

を考えて、提示する。
そして、その結末に、どう現実を近付けていくかを考える。
という方が効率的だし、むしろ、そういうやり方でないと問題は解決しないような気がします。

これ、実は今携わっている新規店のプロデュース業に関しても同じことが言えるんですよね。
私も、佐藤さんも、浅野くんも、プロデュースするお店のある某県には住んだことがなく、地縁もありません。そこで、お手伝いさせて頂くことが決まって以降、まずは某県の土地柄や地域性/県民性のリサーチから始めました。
単純に、その場所に行ってみて。
そこで肌で感じるものもありました。
ただサービスの面では、やってみないとわからないことも多々ありますので。
hug.でこれまでやってきたことを、まずは幾つか試してみて

「なるほど。こういうイベントをやると静岡だとこういう反応だけど、某県ではこんな感じになるんだね!」

というデータを集めることから始めたんですね。
そういう試行錯誤は、もちろん意義もあり、必要な作業だったと思います。
ただ、その過程で、知らず知らずのうちに、『本質』からズレてしまったというんでしょうか。まさに上のリンク付き記事で紹介したエッセイストでソーシャルヘルス・コラムニストの鈴木かつよし氏と一緒で
「調査すること」
「分析すること」
がメインになってしまい、そこから導き出される結果が…
ちっとも魅力的でない!>-<;)
そんな状態に陥っていたような気がします。

結局のところ、リサーチから解決法を見出そうとしても、リサーチの結果から発想が飛躍しない。頭の中が自由になれないんですよね。
そうではなくGateboxのプロモ動画のように、まずは結論…
「こういうお店なら、理屈抜きにお客さまは使いたくなるなるよね!」
という具体像を描いて。
そこに現実をどう近付けていくか?
という『逆のアプローチ』をした方が、わかりやすくイイお店にしていけるような気がします。

少し頭でっかちになりすぎていたのかも。
そう反省した2016年でした。