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【風俗最前線】異業種との掛け持ちの現状。

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10月にいらっしゃる短期留学・七瀬りょうさんが、現役キャバクラ嬢であることは紹介記事の中でもご紹介しました。
今回はそれに関連する話題として、ここ最近、キャバクラと風俗を『掛け持ち』する女性が増えている点と、その背景について詳しく触れたいと思います。

まずはじめに。

一口に『キャバクラと風俗の掛け持ち』といっても色んなパターンがあります。

女性側の軸足が、水商売にあるのか。
それとも風俗にあるのか?
それだけでも、まったく違ったものになるんですよね。

例えばですけれども。
元・歌舞伎町の人気キャバ嬢で、現在は歌舞伎町でガールズバーを経営している三遊亭めいサンによれば、最近は本当に枕営業するキャバ嬢が増えたそうで、
「増えたというより、もはや『枕営業=普通』になってる…」
とのこと。
「ひと昔前まで、枕営業って、するにしても隠れてしてたと思うんだよね。噂が立った子は必ず否定してた。けど今は逆。テーブルについて接客してる時から『私、枕営業って別に否定しないけどなぁ』『私も今のトコまだないけど、エッチした方が引っ張れるとか、お金になると思えば割り切ってそのお客さんと寝ることもあると思う』みたいな、ぶっちゃけトークをする子が増えている」
そうです。

こういうのって、お客さんを食いつかせるための餌としての会話なら理解できます。
が、どうやらそうでもないようなんですね。
というのも、めいサンの経営するガールズバーには連日キャバ嬢とその指名客がアフターで来るわけですが、彼らは、めいサンや他のバーテンの女の子、あるいは他の客がいる前で堂々と交渉。まとまると二人でバーを出て近場のラブホテルへ!
そして
「コトが終わったらお客さんだけ(バーに)戻ってきて、『こんな感じ(の乱れ方・抱き心地)だった』と従業員や他の客に武勇伝を語りながら飲み直したりしてる。そういうのが頻繁にあると…」
と驚いてらっしゃいました。

めいサンの仰る通り、ちょっと前までキャバクラで「枕したことある?」と聞いても「ある」なんて答える嬢は、まずいなかったはずです。
キャバ嬢の皆さんの中には
「キャバクラはお酒と会話で楽しませる場所。風俗ではない」
とか
「いかにヤラせず引っ張れるかが自分たちの腕の見せ所!」
という水商売の女としてのプライドがあり、肉体関係を求めるお客さんとの会話では
「どのくらい通えば、やらせてくれる?」「私が好きになったら」。
「どのくらいお金を積めば枕OKする?」「最低でも1億かな~❤」。
こんな感じで、やんわりと『無理だよ』と伝えるのが一般的でした。

それが今や驚きの変化をみせているわけで…。
その裏に何があるのか?

などと大げさに煽りましたが、実はそんなにたいした話ではなく要は「顧客の変化に合わせた」結果みたいですね。
最近のキャバクラのお客さんは「駆け引きやテクニックを駆使して女性を落とす」という『過程』を楽しめるタイプの人が減り、『結果のみ』を性急に求めたがる人がほとんどなのだそう。
そこで都内のキャバクラでは、従来の『やらずぼったくり』で引っ張るスタイルのキャバ嬢に加え、昔の銀座のクラブの『特攻隊』に近い感覚を取り入れ

初回から『ヤラせろ』とうるさく、2~3回通ってヤレないとすぐに来なくなるような客用に元あるいは現役の風俗嬢を採用する

というお店が今、増えています。*1
そう。都内に急増する『枕嬢』というのは、何のことはない、元々性的なサービスを含んだお仕事をなさっていた方々だったわけですね(笑)。

キャバクラには昔から風俗経験のある嬢はいました。
ただ、その多くは面接する側が気付かずに採用したケースでした。
これに対し今は、キャバクラ側が
「お客さまに夢を与える」
という目的で『あえて意図的に』風俗経験者を採用するようになったわけです。

確かにまあ、仮に相手が元ソープ嬢であっても、それを知らなければ
「キャバ嬢を落とした」
という話でしかありません。
一度でも「ヤレた!」という実績(?)が自信と満足感につながり、「この店なら二匹目のドジョウがいるかも?」という勘違いを生じさせ、これまでお金にならなかったヤリモク客をその店に定着させることに役立ちます。
そして風俗からキャバクラに転職する嬢の側からみても、自分への注文が入らない限り収入がゼロの風俗より、店に待機するだけで時給の発生するキャバの方がひとまず収入は安定します。しかもキャバ嬢という『付加価値』のついた形で「アフターで交渉」した方が、同じ性的サービスをするにしても風俗嬢として出会ってサービスするより単価が上がる可能性大。美味しい話です。
誰も損しません。

とまあ、上の例は風俗業界の女性がキャバクラに進出する際のお話ですけれども。
逆にキャバ嬢が風俗業界に進出する例もあります。
中でも最近、特に顕著なパターンが

地方都市のキャバクラにレギュラーで在籍する嬢が、月に2~3日休みを取ってこっそり東京の風俗店に出稼ぎに行く

というもの。
これ、おそらく皆さんが想像する以上に多いです。

考えてみて下さい。
東京には、本番なしのデリヘル/ホテヘルでも
「1日最低保証給与10万円~」
というお店がザラにあるわけで…。

3日も働けば30万円強。わずか3日で地方都市のキャバクラで1か月フル出勤するのと、ほぼ変わらない額を稼げてしまうんですね。
これを別の形で表現するなら、

地方のキャバ嬢は、月に3日ほど東京に行ってヘルスで働くだけで収入が今の倍になる。

ということになります。

例えばですが
「日曜がお店の店休日で、火曜は自分の非出勤日」
という女の子がいたとして、月にいちどくらい月曜も休んで3連休にするシフトを出してもお店からは文句を言われないでしょう。
場所は地元から離れた東京。風俗店は、それこそ星の数ほどあり、そのうちの一つで働いたところで地元の友人・知人にバレるリスクは限りなくゼロです。

これだけ条件が揃うと、
「もっとたくさん稼ぎたい」
「短時間で効率よく稼ぎたい」
という地方在住の水商売女性の心が揺れるのも当然ですよね。
東京の風俗は慢性的に女性不足で売り手市場。うまくWin-Winの関係が成立しているといえます。

特に静岡なんて東京まで新幹線で1時間ほどですし。キャバクラがビジネス的に成立するだけの人口の規模感がある地方都市の中でも、移動にかかる時間が少なく、交通費も抑えられます。そのため既に『草刈り場』として目を付けられ、東京から覆面スカウトが潜入して来ているという情報も聞きましたし…。
皆さんがご指名になっているキャバ嬢さんは、大丈夫でしょうか?
通っても、通っても、なかなか落ちない。そんなあの子を、案外、東京の誰かが2万円くらいでサクッと裸にしてるかもしれません。

ちなみに。
実は我々も別の都市のキャバクラ嬢を呼ぶルート/伝手はあります。ただ金額が折り合わないですよね。戦う相手が東京のデリだと、保証など金銭的な条件で勝つのはまず無理ですし。地方の女の子にとって『東京』というのは、やはり時間とお金があれば行ってみたい刺激的な街。在籍するキャバクラのスタッフやお客さんに対しての「休む言い訳」としても、「静岡に行く」だと「何しに行くの?」と質問され具体的な答えが必要になりますが、東京だと「遊びに行ってくる」で後は相手が勝手に想像して納得してもらえたりします。そういうことも含め、いろいろ楽な面が多いみたいですね。お土産も買いやすいですし。

逆に都心のお店で働くキャバ嬢の中にも
「ホストで売掛を作っちゃって…」
というような事情から地方の風俗店への出稼ぎを希望する方はいらっしゃいます。
ただ、そういう子の金銭感覚は、まさしく東京で享楽的に生活する女の子のそれ。要求される条件は地方の風俗店だと、なかなか手を出せないようなものになります。

話がだいぶそれました。
元に戻します。
もっと稼ぎたい!という理由で地方のキャバ嬢が風俗と掛け持ちする場合、その出稼ぎ先は、たいがい東京のデリヘル/ホテヘルです。
理由は単純。他の場所より1本あたりの単価が高く、顧客の数もケタ違いに多く、他より断然稼げるからです。
その次が大阪を中心とした関西圏でしょうか。

そういう意味で今回の吉川さんは、かなりレアなケースなんですね。
キャバクラで働きながら風俗との『兼業』を図る上で、知人バレのリスクを避けるなら、普通はまず東京の風俗店にアプローチします。
なのに、なぜhug.に?
という話は、ちょっと長くなりますし、前々から書こうと思っていたプロデュース店との連携強化のいきさつや、そもそもプロデュース店にはなぜ若くて容姿レベルの高い子が集まるのか(竹宮さんとかホント…好みはあるにせよ一般的に見て超美少女ですしね!)といった話と絡んできますので、今月中に別の記事で触れたいと思います。

少なくとも吉川さんに関しては、5年以上、六本木や歌舞伎町のキャバクラで働いており、その間に出会った「オンナ遊びにお金を使う余裕のある」男性の数は数千人。それだけいれば、いくら東京が広いと言っても「万がいち」がありえます。それで『できれば避けたい』という意識が働いたようです。

加えてタイミングというんでしょうか。キャバクラのお仕事の方で今よりかなり好条件での引き抜きのお話があったそうですが、店を移籍する場合、いきなり『明日から他の店で働きます』というわけにはいきません。今在籍しているお店に対し、なるべくカドを立てないよう、少しクーリング期間を空ける必要が出てきます。もちろん、あまり長く休むとお客さんが切れますし、1か月程度でOKみたいですが、その1か月というのが逆に中途半端すぎて
「バイトするにしても日雇いくらいしかないし、かといって貯金を崩しながら生活するのも嫌だし…」
と、思って踏ん切りがつかなかったそう。

「収入アップのためにお店を移籍したい」
「けど、そのためには仕事をちょっと休まなきゃいけない」

という絶妙なタイミングで出た話だからこそ実現した面もあるんですね。
浅野くんも
「こんなふうに上手くハマらなければ、風俗をやらなかったんじゃないですかね」
と申しておりました。

電話で少し吉川さんと話したのですが、既に9月の末で前の店を退店。
先月の後半からはお客さんとの店外デートも精力的にこなし(笑)、お客さんには
「移籍先ですぐに働き始められないので、いい機会だし東京に遊びに行って昔の友達に会ってくるね。しばらくこっちにいないけど、ごめんね」
と伝えてあるそうです。
おそらく今回は2~3週間程度の滞在になるでしょうか。
今後も裸のお仕事をするなら静岡だけだそうで、上手く仕事に馴染めるようなら月に数日来て下さる事になっています。
まあ、どう転んでもプロデュース店で働くことはありませんので…
その意味では「hug.の女性」と言ってもいいかもしれませんね。浅野くんが大変悔しがっていましたが(笑)。

ちなみに本職がキャバクラの子を風俗店に在籍させる際、良いことだけでなく難しいとされる点が1つあります。

同じ接客業とはいえ、彼女たちは風俗嬢としての接客教育や技術講習を受けているわけではありません。
またプライドも高いですので、風俗を
「裸になるだけの楽な仕事」
とナメている子も多いそうです。
要するに、ナチュラルに『手抜き嬢』である可能性が高い、ということですね。

最近は風俗でも『会話力』『コミュ力(色んなお客さまに合わせられる対応力)』は必須となっており、そういった面では経験豊富なキャバ嬢さんですので何ら問題ないと期待しておりますが、そこはあくまでサブであり、本質は「性的なサービスで、いかに満足させられるか?」ですので。キャバクラとは全く違う難しさがあります。

これからの数週間で、ご本人の気持ちを折らずにどのくらい指導できるか。
なかなか難しいところで、我々(というか佐藤さん)も頑張らなきゃイカンですね。

 

*1:ちなみに▶こちらはキャバクラ・ポータル・サイト『きゃばきゃば』の歌舞伎町キャバ嬢ランキングですが、実はこの中にも風俗経験者が混ざっているのだとか(笑)。
常時数千人いると言われる歌舞伎町のキャバ嬢、しかもその上位50人に入る売れっ子の中にもいるわけですから。ランキングに載らないような人たちの中にどのくらい風俗経験者がいるか…。推して知るべしでしょう。
こういうことが可能になるのも、都内には店舗型/無店舗型あわせて無数の風俗店があり、そのうちのどこかでちょこっと働いていたとしても、その子が風俗経験者だとは簡単にバレないからでもあります(たまにバレてホストラブや爆サイ等の掲示板で炎上するケースもあるようですが…)。